OUTOの2nd。
相変わらず勢いがあってかっこいい。
また、1stの落書き感満載のある意味味のあるも捨てがたいが、2ndからのTOMさんの画風はのちのシンプソンズみたいでいい感じ。アイアン・メイデンといえばエディくんだが、OUTOといえばこのアートワーク。
冒頭とラストに流れる『死霊のはらわた』の悪魔の声といいジャケットのイラストといい、アメリカのバンドと勘違いする人(若い衆や外国人)もいるかも。しかしこれ、サム・ライミ的な著作権とかいいのか? まあ自主制作だから許されちゃうかな。サム・ライミ監督が聴いても気に入るかもしれないし。
『DOLL』(1986年6月号)の「HOLD UP NOISE ROOM全リスト!!」でMAX氏が、
「バンドにまかせてテープもらったんだけど、レコードに針おとした時、映画の一場面かなんかの声入ってるよね、それがなかなかいいんじゃないかな。これもメンバーと友達で、飲んだ勢いで出してしまった(笑)。ノイズ系統の音って良くわかんないんだよね、でもカオスUKとかよりはいいんじゃないかなぁ。ノイジーで、カオスUKと肩ならべるくらいの実力があると思うんだけどね、ドラムもかなりうまいし、ヴォーカルも気合い入ってるしね」
と語っている。
ジャケットワークといい音といい、1stより確実に進化している。←ちょっとエラソーですいません。
■OUTO「HALF WIT LIFE」(年の記載ナシ,HOLD-UP Record)
収録曲
SIDE
A:Skate To Hell、Half Wit Life
SIDE
B:Junk、Crazy Mom
メンバー
BUTCHER:ボーカル
KATSUMI:ギター
HITOSHI:ベース
MICHTUN:ドラム
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