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当時、満を持して発売されたウイラードの1stアルバム。『宝島』で相当広告が打たれていました。

ジャケットは、マイルス・デイヴィス、ビリー・ホリデー、ジェームス・ブラウンといった大御所に張り合うかのようなJUN氏のドアップ(笑

そして曲は7インチで発表されたものもあるが、記憶に残るメロディの曲が多く、さすがという感じの仕上がり。

裏ジャケもシンプルなデザインでかっこいい。だが現在老眼にみまわれている私にとってはかなり読みづらい(笑 そういう点でも昔はやはり若かったんですねぇ。

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販売元がさすがは出版社JICCだけあって、歌詞カードはB5判の16ページのブックレットになっておるです。

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写真がかなり豊富で、バンドとレーベルの入り込みがわかるしっかりとしたつくり。

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最終ページには「プロフィール」まであり、「1983年1月にグループ結成、2月の立川のライブハウス38アベニューでデビュー、スターリンと共演」とあります。そして198510月に日本青年館ライブだそうで(もちろん行きましたとも)、短期間に大きくなったことがわかる簡潔でよいプロフィール。

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『宝島』1986年2月号)「2本のロックデータファイル‘86」より

INGOの創刊号に付けられたソノシートが最初の作品で、以後発表された3枚のEPはいずれもソールドアウト。そして、85年9月にキャプテンの第一弾として、ファーストアルバム『GOOD EVENING WONDERFUL FIEND』を発表、その反響の大きさは、そのまま驚異的なセールスへ結びついた」

とあります。

当時のインディーズ勢いを象徴するアルバムの1枚といえるのではないでしょうか。

■ウイラード(LP)「GOOD EVENING WONDERFUL FIEND (1985年、キャプテンレコード)

収録曲

SIDE AJOLLY ROGERSBORECIDE BOYSGOOD EVENING WONDERFUL FIENDNIGHTMAREVANGUARDTOO MUCH LOVE LIKE HELL

SIDE BTHE ENDBORN IN THE FAR EAST ENDLAY TO RESTVAIN FOR YOU(Congratulation)BONDAGE DREAMC’MON WHIPS

メンバー

JUN:ボーカル

YOU:ギター

KLAN:ベース

KYOYA:ドラム